親指シフトキーボードが販売終了
こんなニュースが流れました。
富士通が親指シフトキーボードの販売を終了するというお話です。
現状、親指シフトキーボードを販売しているのは富士通のみなので、販売終了後は親指シフトキーボードが入手出来なくなります。
親指シフト配列を使える「Japanist」というIMEも富士通が販売しているのですが、これもサポートを終了するとの事です。
親指シフトの一番の魅力は、打つのが楽っていうのがあると思います。
JISかな入力と比べて、手の移動量が少ないんです。JISかな入力は4段目の最上段まで使ったり、小指のシフトキーを多用したりするので手が行ったり来たりと忙しい。
でも親指シフトは3段目までしか使わないので楽。ローマ字入力と比較すると打鍵数も圧倒的に少ないので楽々です。
この親指シフト配列、マスターしたのは良いけれども実際一番よく使う配列はJISかな配列なんですよね。
家でメインで使っているパソコンには親指シフトキーボードが繋げてあるのでそれを使う時には親指シフトを使いますが、会社のパソコンや家のノートパソコンを使う時にはJISかな配列ばかり。ちなみに今はメインのパソコンでブログを書いているので親指シフト配列を使っています。
実際、JISかな配列って速く入力できるんですよ。楽なのは親指シフトですけれども・・・。
この親指シフト、一度体験したら良さが分かると思いますが、手を出す奇特な人もなかなか居ない。
手を出したとしても、覚えるまでに挫折する人も結構居そうな配列です。
配列に規則性が無くて覚えにくいですからね・・・。
まあとにかく親指シフト配列、使ってみたい!という奇特な人は、今がキーボードを手に入れるラストチャンスです。このチャンスを逃すと、もう自作するしか入手する手段がなくなります。
少しでも興味がある人は是非手を出してみてください。
ちなみに、Japanistが使えなくなったとしても、エミュレーターを使えば親指シフトキーボードは使えます。個人的に気に入って使っているのは、DvrakJというソフトです。
有志の方にソフトを開発して頂ける限りは親指シフト配列が使えますので安心して購入してください。
今はヨドバシカメラでFMV-KB232というキーボードがお取り寄せで購入できるようです。
FMV-KB232、使っていますが使い心地が良いですよ。キータッチは軽い!親指シフトキーの位置もばっちり打ちやすい位置に配置してあります。このキーボードを使う前にはJISキーボードの「無変換」と「変換」に親指シフトキーを割り当てて使っていましたが、やっぱり専用キーボードがベストポジションだって思えます。
このFMV-KB232ですが、Back spaceキーが右手小指の「;」のすぐ右に配置してあるんです。この位置にBack spaceキーがあるの、楽ですよ。親指シフト配列だからこそ出来る配置ですね。JISかなだとこんな位置に持って来れない。
まあ、いろいろ書きましたが何が言いたいのかというと・・・親指シフトは良いぞ。