猫と過ごした半年間
8月に猫のビーナスを家に迎えてから半年が経ちました。
この半年間のビーナスの成長記録としてこの記事を残します。
ビーナスの誕生日は正確には分かっていません。
というのも、もともとビーナスは野良で生活していました。
ビーナスが生まれたのは推定で2020年2月。その5ヶ月後の2020年7月に他の猫からいじめられ、餌も食べられないような状態で保護されました。
野良の時期にどのような生活をしていたのかは定かではありませんが、過酷な環境だったでしょう。よく生き延びてくれたと思います。
その後1ヶ月間、保護された方の元で生活し、私の家に来たのが2020年8月2日。
私は一軒家に住んでいますので、2階の一番南の部屋で飼う事にしました。
初日はとにかく怯えていました。
私が動く度にビクビクして、可哀想でした。
ケージを出して欲しいのか鳴き始めたのでケージを開けたところ、ベッドと壁のわずかな隙間に潜り込んで出て来ませんでした。
慣れてきたのは2日後の8月4日。くつろぐ様子を見せはじめ、ようやく撫でさせてくれるようになりました。
更に2日後には寝転んだままこっちを見つめてきて、撫でる事を要求してくるようになりました。
こんなに短期間でここまで仲良くなれたのはビーナスにとって奇跡的です。
その後実家に連れて帰った時には1週間家族と過ごしましたが、慣れたのは祖母一人だけ。祖母と私以外の人間が部屋に近づいてくる足音が聞こえようものならタンスの裏の隙間に急いで隠れていました。
更に、11月にはペットホテルに4日間預けた事もあったのですが、ペットホテルの人にも全く懐かなかったそうです。
知らない人にも慣れてもらおうと思って友人が訪ねてきた際にビーナスを飼っている部屋に案内する事もあるのですが、隠れて出て来ません。
そんな様子を見ていると、ビーナスには私しか居ないんだと実感してしまいます。
さて、夏場の飼育環境において一番注意したのが、エアコンのリモコンです。
もちろん24時間エアコンを付けっぱなしにしていましたが、ビーナスがリモコンを踏んでエアコンを消してしまう事を危惧していました。なので、エアコンのリモコンはビーナスが開けられないベッドの下の引き出しの中にしまい込んでいました。
実家への移動の時にはキャリーを使ったのですが、この中に入れるのが慣れるまでは大変でした。
ビーナスは抱っこを断固拒否する性格で、お腹の下に手を回そうとしただけで軽やかに飛び出して行ってしまいます。なので、片手で首の後ろを掴んだまま、もう片手で抱っこをして何とか入れています。
8月
窓枠は今でもお気に入りの様子で、昼間はここに居る事が多いです。
外が見えて日光が当たるので、居心地が良いのでしょう。
9月
同じ会社に務めている方からバリバリボウルという物を貰いました。
これが気に入ったようで、暑い間はよくこの上で寝ていました。
同じ時期にキャットタワーも頂きましたが、こちらは今でもよく登っています。
10月
ゲームをしているのを邪魔されています。
11月
珍しくキャットタワーの一番上でくつろいでいました。
キャットタワーの一番上は怖いのか、今でも滅多に登る事がありません。
12月
窓のすぐ横にベッドがあるのですが、窓枠から飛び降りる時は寝ている私を避けて飛び降りてくれます。
ビーナスは優しい心の持ち主です。
2月
今日一緒にひなたぼっこしていた時の写真です。明るいところで見ると、黒猫のビーナスにも模様があります。
ビーナスを迎える前は悩みましたが、今一緒に暮らしていて幸せです。
ビーナスは私が帰ってきて階段を上る音を聞きつけると、ドアの前で待っていてくれます。可愛い猫です。
2階の一室で飼うとなると狭いんじゃないかと心配していましたが、部屋が快適な様子で部屋を出ようとしなくなりました。最初は部屋から出て家を探検していましたが、日当たりが良くて見晴らしの良い2階の南の部屋が気に入ったようです。
ビーナスとは、これからも一緒に幸せに暮らしていきたいと思います。